本日8月30日の放送分の『うたコン』の観覧に当選したので、前回の7月末の『うたコン』から約1ヵ月ぶりになりますが、NHKホールにやって来ました。
東京は先週までは猛暑といえる蒸し暑い日が続いていました。今週になって天気が雨や曇りということもあって、過ごしやすくなりました。ただ今日は午後になって雨が降りだし、少しムシムシした日になりました。
新型コロナウイルス感染症の国内の感染者数ですが、先月7月から感染者数が急激に増加しておりましたが、今月半ばをピークに徐々に減少傾向にあるようです。
これまで新型コロナウイルス感染症は流行と収束を何度も繰り返しているので、国際社会と同じように日本もこの感染症と共存しながら社会経済活動を進めていく方向に、そろそろなっていくのではないかと感じています。
今日はNHKホールに19時20分くらいに到着しました。座席が決まっているので、開演の少し前に到着してもいいのは楽です。まだまだコロナ禍のため、体温測定やアルコール消毒をして入場になります。
今日の座席は残念ながら2階の後方列でした。2階席でも後方になるとステージがかなり遠く感じます。ちなみに2階、3階は空席が少しありましたが、1階は空席があまりありませんでした。
うたコンのテーマ「過ぎ行く夏・ノスタルジックな名曲を」
今日の『うたコン』、テーマは「過ぎ行く夏・ノスタルジックな名曲を」でした。オープニングは、鈴木雅之さんが「ガラス越しに消えた夏」を歌われました。35年以上前にリリースされた楽曲ですが 夏の終わりには、何度でも聴きたくなる楽曲ですね。鈴木雅之さんの心地よい歌声に、やさしいメロディが当時「ガラス越しに消えた夏」が使われていたCMや音楽番組などを思い出しました。
次に坂本冬美さんと新浜レオンさんが「誰もいない海」を歌われました。50年以上前にリリースされた楽曲で、トワ・エ・モワをはじめ、いろいろな方が歌われている楽曲の印象があります。今日あらためて聴くと、昔のメロディに感じますが、爽やかで、心が落ち着きます。歌詞の言葉が重いですが、聴く人を励ますような詩に感じます。
歓談の後は、松下洸平さんが「さよなら夏の日」を歌われました。30年以上前に山下達郎さんがリリースされた楽曲ですが、「夏の終りとともに、色々なものと“さよなら”したあの時・・・」と、誰もがそれぞれの夏の思い出を蘇らせる歌詞は素敵ですね。切なさを感じる山下達郎さんの歌唱と違って松下洸平さんの力強い歌唱は印象に残りました。
続いて五木ひろしさんが「契り」を歌われました。映画の主題歌になったことが歓談の時に紹介されていましたが、楽曲を聴くと映画の印象的なシーンが思い出されます。一度聴くと心の奥に響く、名曲ですね。五木ひろしさんの歌唱に情感がこもり、目の前にその情景が現れてきます。
次に歌われた東京スカパラダイスオーケストラ、ミドリーズ 、長濱ねるさん、東京都立片倉高等学校吹奏楽部による「ツバメ」。優しい歌声に、演奏すること、踊ること、みんなそれぞれが楽曲を楽しんでいる姿が印象的です。
そして番組終盤では今年リリースされた曲ということで、坂本冬美さんが「酔中花」、五木ひろしさんが「北前船」、miletさんが「Always You」、松下洸平さんが「Way You Are」を歌われました。
「Always You」を歌われたmiletさん、優しいけれど力強さを感じる歌声に聴き入ってしまいます。とにかく歌唱力が素晴らしいですね、miletさんが歌ういろいろな楽曲を聴いてみたくなります。
「Way You Are」を歌われた松下洸平さん、俳優としては優しい演技が印象に残りますが、この楽曲ではさわやかな感じと気持ちよく前に進んでいく感じが、曲を聴いていてワクワクさせてくれます。それに力強く温かい歌声に引き付けられます。
今日も生の『うたコン』、いろいろな曲を堪能できました。
今日の『うたコン』の出演者及び曲目は以下の通りでした。
「ガラス越しに消えた夏」- 鈴木雅之
「誰もいない海」- 坂本冬美・新浜レオン
「さよなら夏の日」- 松下洸平
「契り」- 五木ひろし
「ツバメ feat.ミドリーズ & 長濱ねる & 東京都立片倉高等学校吹奏楽部」- 東京スカパラダイスオーケストラ
「酔中花」- 坂本冬美
「北前船」- 五木ひろし
「Always You」- milet
「Way You Are」- 松下洸平
本番の生放送終了後の会場だけのアンコールのアトラクションは一時的に復活しましたが、コロナの影響で取りやめになっています。早く復活してほしいですね。