『うたコン』は、コロナ禍で2020年2月25日から無観客での放送になりました。その後、有観客の放送開始されたのが7カ月半後の先週10月12日。そのため今日NHKホールにやって来たのは、ほぼ8カ月ぶりになりました。
コロナ禍での開催のため、有観客といってもいろいろなことがコロナ前とはずいぶん変わってしまいました。以前のようにNHKホール入口で開場時間まで列を作って待つ、ということがないように、当選ハガキには既に座席番号が書かれてあります。
ちなみ観客の入る座席は2階席と3階席で、1階席は使用しません。それに座席間隔は席と席の間に3席空けています。そのため、観客数はかなり少なくなり、本日の入場観客者数は約300組600人程度とのことでした。
またNHKホールの開場は19時になりました。NHKホール内で基本的に食事はできないため、NHKホールに入る前にゆっくりと食事を済ました後で来場、とのことのようです。
ちなみに1階ロビー(NHKホールに入場したフロアより一つ下のフロア)は閉鎖されており、1階の設置の飲み物の自動販売機付近だけ、立ち入れるようになっていました。
また2階ロビー(NHKホールに入場したフロアと同じ高さのフロア)の売店は開店しておらず、2階の休憩スペースも机や椅子がなくなっていました。
時間はかかるでしょうが、早く以前のようになってほしいですね。
うたコンのテーマ「あの頃と出逢(あ)う、青春の歌~秋~」
今日の『うたコン』、テーマは「あの頃と出逢(あ)う、青春の歌~秋~」、オープニングはコブクロによる「YELL~エール~」ではじまりました。今年は(新型コロナの)ウイルスの蔓延というかつて経験したことのない極めて特殊な状況におかれています。そんなコロナ禍の全国に、励ましの曲になりますね。
続いて青春を思う出す秋の歌ということで、坂本冬美さんが「また君に恋してる」、新浜レオンが「メモリーグラス」、氷川きよしさんが「恋人よ」を歌われました。
坂本冬美さんの「また君に恋してる」、二人の切ない気持ちが湧き出し、いろいろな状況が想像されるいい曲ですね。
「メモリーグラス」は、40年ほど前の堀江淳さんの楽曲ですが、堀江淳さんの寂しげな声がより一層が哀愁をただよわせていた、ということを思い出しました。
「恋人よ」も同じく40年ほど前で、五輪真弓さんの楽曲です。五輪真弓さんの感情を揺さぶるような歌唱力が思い出されます。とにかく黙って聞き入ってしまう曲です。
歓談の後、「思秋期」を歌われた岩崎宏美さん。これも40年以上前の曲ですが、当時と変わらない歌声と声量には驚きで、聞き入ってしまいました。
次に「ひらがなけやき」を歌われた日向坂46。グループ名が、ひらがなの「けやき坂46」の時からいろいろと苦労してきたことを紹介されました。その後に『ひらがなけやき』という曲を聞くと、思いの詰まった素晴らしい歌詞に感動し、ずっとこれからも歌い続けてほしいと感じました。振り付けもとにかく可愛かったですね。
続いて、米米CLUBが「funk fujiyama」、「I CAN BE」、「君がいるだけで」とメドレーで歌われました。どの曲も印象に残る曲で、当時の個性が凄かった米米CLUBが思い出されました。
番組終盤では今年リリースされた曲ということで、日向坂46が「アザトカワイイ」、氷川きよしさんが「母」、コブクロが「灯ル祈リ」を披露されました。
今日の『うたコン』の「あの頃と出逢(あ)う、青春の歌~秋~」、出演者及び曲目は以下の通りでした。
「YELL~エール~」- コブクロ
「また君に恋してる」- 坂本冬美
「メモリーグラス」- 新浜レオン
「恋人よ」- 氷川きよし
「思秋期」- 岩崎宏美
「ひらがなけやき」- 日向坂46
「funk fujiyama」- 米米CLUB
「I CAN BE」- 米米CLUB
「君がいるだけで」- 米米CLUB
「アザトカワイイ」- 日向坂46
「母」- 氷川きよし
「灯ル祈リ」- コブクロ
本番の生放送終了後のNHKホールの会場だけのアンコールのアトラクションはありませんでしたが、次回の「うたコン」の紹介に使用される10秒程度の紹介VTRのスポット撮影が行われました。今まで見たことがなかったので新鮮でした。
その後の会場から退出は、NHKホールの入り口付近が混雑しないように席によって決めれた順番で行われました。