『うたコン』の会場として使用されてきたNHKホールが、2021年3月~2022年6月まで改修工事を行っていたため、その期間は「東京国際フォーラム」からの放送でしたが、工事が終了し、今月の7月からNHKホールからの放送となりました。
先週のNHKホールからの『うたコン スペシャル』は残念ながら観覧には当選しませんでしたが、今週は観覧に当選したので、NHKホールにやって来ました。
東京は先月6月末ごろから猛暑といえる日が続いています。今日は時折雨が降ることもあり、曇り空でしたが、気温が30℃くらいで湿度の高いムシムシした日になりました。
新型コロナウイルス感染症の国内の感染者数ですが、先月6月末ごろから感染者数が増え続けています。政府は行動制限はしないようにするようですが、できればもう制限はしないようにしてほしいと思っています。
今月8日奈良市で街頭演説中に銃撃され亡くなった安倍元首相の葬儀が、今日の午後行われていました。いまだに亡くなったということが、信じられない気持ちでいっぱいです。
今日はNHKホールに19時15分くらいに到着しました。座席が決まっているので、遅く到着してもいいのは楽です。まだまだコロナ禍のため、体温測定やアルコール消毒をして入場になります。
今日の座席は残念ながら3階の後方18列目でした。ステージがかなり遠く感じますが、久しぶりのNHKホールで懐かしく感じます。改修工事といってもホール内の内装は特に変化はなく、耐震工事が主な工事のようです。
今日は3階は空席が結構ありましたが、1、2階は空席があまりなく、空席を置かずに座席配置しているようです。
うたコンのテーマ「夏の夜の歌涼み」
今日の『うたコン』、テーマは「夏の夜の歌涼み」でした。オープニングは清塚信也さんがピアノ演奏する「Summer」でした。北野武監督の映画「菊次郎の夏」のテーマ曲でしたね。さわやかで癒されるピアノ演奏に聴き入ってしまいました
続いて氷川きよしが「ムーン・リバー」、水森かおりさんと水樹奈々さんが「月がとっても青いから」を歌われました。
「ムーン・リバー」はオードリー・ヘップバーンが映画「ティファニーで朝食を」で歌われた曲ですが、その窓辺で歌うシーンが思い出されます。
「月がとっても青いから」は誰もが聞いたことがある曲調やフレーズで、とにかく明るく楽しくて曲で聴くと元気になります。
次に由紀さおりさんが「夜明けのスキャット」を歌われました。50年以上前の曲ですが、美しいメロディーと歌詞、そして今も変わらない由紀さおりさん美しい声には聴き入ってしまいます。会場全体をステージに集中させるほど存在感を放つ曲です。
続いて秦基博さんと清塚信也さんのピアノで「ひまわりの約束」を歌われました。「ひまわりの約束」は、寂しくもあり、明るくもなれ、励まされる曲で、歌詞がすごく心に響きます。
そして番組終盤では今年リリースされた曲ということで、初めにchiakiさんが「YELLOW YELLOW HAPPY」と「GREEN FLASH」を歌われました。「YELLOW YELLOW HAPPY」は20年以上前の曲ですが、chiakiさん声質や声量が若い頃からあまり変わっていないのには驚きました。もっとchiakiさんの曲を聴きたくなりました。
歓談の後は、水樹奈々が「全力DREAMER」、水森かおりさんが「九十九里浜」、秦基博さんが「サイダー」、由紀さおりさんが「初めての今日を」を歌われました。
秦基博さんの「サイダー」、メロディや歌詞、そして声がが心地いいですね、夏をすごく感じさせます。
由紀さおりさんが「初めての今日を」、歌唱を聴いていると語りかけるように励まさているようで、感情の起伏がある時も落ちついた気分にしてくれる曲に感じました。
今日も生の『うたコン』、いろいろな曲を堪能できました。
今日の『うたコン』の出演者及び曲目は以下の通りでした。
「Summer」- 清塚信也
「ムーン・リバー」- 氷川きよし
「月がとっても青いから」- 水森かおり・水樹奈々
「夜明けのスキャット」- 由紀さおり
「ひまわりの約束」- 秦 基博・清塚信也
「YELLOW YELLOW HAPPY」- chiaki
「GREEN FLASH」- chiaki
「全力DREAMER」- 水樹奈々
「九十九里浜」- 水森かおり
「サイダー」- 秦基博
「初めての今日を」- 由紀さおり
コロナ禍になってから本番の生放送終了後の会場だけのアンコールのアトラクションは中止されていました。
ただ、今日はコロナ以前のように本番終了後にアトラクションがあり、森山愛子さんが「ひとり風の盆」を歌われました。歌唱が難しそうな曲でしたが、そんなことも感じさせずに上手に歌う森山愛子さんの声を聴けて、今日の『うたコン』は得した気分になりました。