本日10月３日の放送分の『うたコン』の観覧に友人が当選したので、NHKホールにやって来ました。９月の半ばの『うたコン』の観覧に当選してから３週間ぶりの観覧になります。
東京は９月後半になって最高気温が30℃を下回る日もありましたが、残暑は厳しく、蒸し暑い日が続きました。10月になって、日差しは強いですが、湿度が低くなり、朝晩は涼しく感じるようになりました。
新型コロナウイルス感染症ですが、今月の５月８日から新型コロナウイルス感染症を感染症法上の位置づけを２類から５類に移行されました。
５類に移行されて、初めての夏で、７月から８月にかけて感染者数に関して増加傾向にありました。ただ、９月初旬をピークに、１つの医療機関当たりの平均の患者数は減少傾向にあるとのこと。
ちなみに10月以降の新型コロナウイルス感染症の治療薬及び入院医療費については、無料ではなくなり、患者の医療費の自己負担割合に応じて、窓口での負担が生じます。
さてNHKホールには、19時20分くらいに到着しました。本番放送が始まる前の観覧での注意事項の説明が19時40分ごろ始まるので、そのちょっと前に到着ということになりました。
新型コロナウイルス感染症が拡大して以降、当選ハガキには既に座席番号が書かれてあります。NHKホールに早く到着しても遅く到着しても座席には関係ないのは楽ですね。
今日の座席は久しぶりに１階席でした。列は10列目だったので、真ん中あたりになります。やはり１階というのは、ステージが近く、出演者の方の顔がよく見えます。
うたコンのテーマ「作曲家・筒美京平特集」
今日の『うたコン』、テーマは「作曲家・筒美京平特集」でした。オープニングは郷ひろみさんの「よろしく哀愁」で始まりました。「よろしく哀愁」は、50年近く前に発売された郷ひろみさんの自身の楽曲ですね。郷ひろみさんの切ない感じと哀愁のこもった歌声がいいですね。あらためて聴くと、歌詞の持つ若さ故の物悲しさが感じられ聴き入ってしまいました。
続いてLittle Glee Monsterが「魅せられて」を、岩崎宏美さんが「ロマンス」を、LE VELVETSが「また逢う日まで」を歌われました。
Little Glee Monsterが歌われた「魅せられて」、45年近く前に発売されたジュディ・オングさんの楽曲ですね。孔雀のような優雅な衣装も話題になり、大ヒットしましたね。
エーゲ海の風や街の風景が目に浮かぶような歌詞やメロディーに今聴いても素晴らしい曲ですね。
岩崎宏美さんが歌われた「ロマンス」、50年近く前、デビューされた年に発売された岩崎宏美さん自身の楽曲ですね。発売されたころから、岩崎宏美さんの美しい声が変わっていないことに驚きです。特に楽曲最初の伸びのある高音を変わらずに出せるのは素晴らしいですね。
LE VELVETSが歌われた「また逢う日まで」、50年以上前に発売された尾崎紀世彦さんの楽曲ですね。尾崎紀世彦さんの圧倒的な声量、伸びやかな歌声を思い出しますね。あらためて聴くと「ふたりでドアをしめて、ふたりで名前消して…」の部分、２人で過ごした家を、別れを決意して２人で出ていくがシーンが浮かんできて、少し切ない気持ちになりました。LE VELVETSの歌声はじめて生で聴きましたが、４人とも尾崎紀世彦さんのような圧倒的な声量で素晴らしかったです。
次に野宮真貴さんが「ブルー・ライト・ヨコハマ」、平山みきさんが「真夏の出来事」を歌われました。
「ブルー・ライト・ヨコハマ」は、55年前に発売されたいしだあゆみさんの楽曲ですね。いしだあゆみさん独特の歌い方や声が印象に残る楽曲で大ヒットしましたね。心地よいリズムに、インパクトのある歌詞が心に残り、いつの間にか口ずさんでしまう名曲です。野宮真貴さんの甘い声がとても合っていました。
「真夏の出来事」は、50年以上前に発売された平山みきさん自身の楽曲ですね。平山みきさんの特徴のある魅力的な声がクセになって、当時何度も聴いたのを思い出しました。いつ聴いてもワクワクするような、楽しかった気分を蘇らせてくれ、気持ちが盛り上がります。
続いて郷ひろみさんが「あなたがいたから僕がいた」、岩崎宏美さんが「恋人たち」を歌われました。
「あなたがいたから僕がいた」は、40年近く前に発売された郷ひろみさん自身の楽曲ですね。なめらかなメロディーなのに、若い頃の純粋な思いを描いた歌詞が心に残ります。
「恋人たち」は、45年近く前に発売された岩崎宏美さんのアルバム「恋人たち」に収められていた同名の楽曲ですね。やさしい雰囲気のする軽やかなメロディーがいいですね。
歓談の後は筒美京平さんの未発表曲に橋本淳さんが歌詞をつけた楽曲「アーティスト」を平山みきさんと野宮真貴さんが歌われました。軽快なリズムが爽やかな感じにさせてくれ、何度も聴きたくなります。
そして番組終盤では最近リリースされた曲ということで、辰巳ゆうとさんが「星くずセレナーデ」、 Little Glee Monsterが「足跡」を歌われました。
Little Glee Monsterの「足跡」は、コロナ禍でNHK全国学校音楽コンクールの時に歌えなかった高校生と一緒に歌われました。高校生の方々の歌声とのコラボは歌に迫力が出て、聴きごたえがあり、素晴らしかったです。
今日も生の『うたコン』、いろいろな曲を堪能できました。
今日の『うたコン』の出演者及び曲目は以下の通りでした。
「よろしく哀愁」- 郷ひろみ
「魅せられて」- Little Glee Monster
「ロマンス」- 岩崎宏美
「また逢う日まで」- LE VELVETS
「ブルー・ライト・ヨコハマ」- 野宮真貴
「真夏の出来事」- 平山みき
「あなたがいたから僕がいた」- 郷ひろみ
「恋人たち」- 岩崎宏美
「アーティスト」- 平山みき ＆ 野宮真貴
「星くずセレナーデ」- 辰巳ゆうと
「足跡」- Little Glee Monster
今日は本番の生放送終了後のNHKホール会場だけのアンコールのアトラクションがあり、LE VELVETSが「ベートーヴェン作曲・交響曲第９番」と「オー・ソレ・ミオ」を歌われました。４人揃っての迫力満点のハーモニーや「オー・ソレ・ミオ」のロングトーンの歌声と、とても印象に残り、素晴らしかったです。またLE VELVETSの歌声を聴きたいですね。